サマーウォーズ

August 14, 2009

ここのところ、このコラムのタイトルがわかりやすくなっている気がする...。まぁわかりやすいことは良いことである。そう、昨日は映画「サマーウォーズ」を観に行って来たのだ。先日のヱヴァンゲリヲン新劇場版と同じく、あまりの評判の良さに押し切られた感じだ。これもまた、思い立ったが吉日という勢いでチケットを予約した。最後の一押しをしてくれたのが、さとなおさん(面識はないです)のこのコラム。「いますぐ行くべし!」とゴリ押されたら素直に押されてみようと思うこの説得力はさすがです。

さとなおさんがコラムに書かれているように、ホント、これも映画館で是非観てもらいたい作品だ。でもひとつだけ残念なことがある。映画を観る前にLouis Vuitton 『SUPERFLAT MONOGRAM』を観てしまったことだ。これを初めて観たときの感動ったらなかった。サマーウォーズを観ようと思っている方は是非観ないでいただきたい(笑)。そしてもう一つ。観ない方が良い映像がこれ。「サマーウォーズ」 本編オープニング(5分バージョン)。この感動は是非、映画館の大画面と大音量で感じてもらいたい。しかしこのオープニング、もう少し白がパキッとしていた方が良い気がするんだけどたぶん目がチカチカするとか、いろんな理由があるのだろう。

それにしても、極めて日本的な風土、文化をモチーフにしているにも関わらず、ネット世界をバラエティ豊かに、そして宝石を散りばめたようにキラキラ描かれていて、素敵な映画だった。こういうストーリーは自分的にテッパンなんだよなー。泣けるポイントがいくつもあって、でももしかして、最近自分が涙もろくなってるのか?なんて思ってしまうほど、良いシーンがいっぱいで、映画館に観に行って良かったと思える作品でした。

でも最近非常によく思うことなんだけど、上映時間2時間って、今の時代にはそぐわないような気がしています。昨今の海外ドラマブームで、複雑なストーリーと壮大なドラマに慣れてしまって、2時間がちょっとアッサリ感じてしまうのです。ヱヴァンゲリヲン新劇場版も4部作だし。

この映画はもう一度観に行っても良いと思うなー。そしたら、昨日見つけられなかった素敵なキラキラが見つけられるような気がします。そういう意味では、何度も観ることによって「アッサリしている」という感想が「奥が深い」という感想に変わって行きそうな気もします。ドラマと映画の違いというのは、そういう違いなのかも...。という発見もあった映画です。是非夏のうちに!

Author: Shin Takeda
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