“思い立ったが吉日”について

August 12, 2009

“思い立ったが吉日”という言葉がある。大人なので、というと聞こえは良いかもしれないけれど、何かを始めるときなど「それをするとどうなるか?」というようなことを考えてから行動する。とりわけ私なんかは、外食するときなんかもメニューを見ながら「これを食べた後どんな気分になるのか?」なんて想像しながらオーダーを考えるくらいだから、何か行動を起こすときには、時間がかかることが多い。ま、簡単に言うと、“歳をとっちゃった”ということなのだろう。もちろん全部が全部、事細かに考えている訳ではなく、自分が「後悔したくない!」と強く思えば思うほど、時間をかけて考える感じである。

ただ、やっぱり「それをするとどうなるか?」と考えているうちに刻々と時間は過ぎて行き、チャンスロスを起こしてしまうことも事実である(でも私の場合チャンスロスも考慮した上で検討時間を設定するんだけどね...。とはいえ、時間がかかることには変わりない)。

でも最近、人から誘われたからとか、たまたま見た記事で気になっていたことが紹介されててピンと来たからとか、そんな理由で行動に移ることが多くなっている。もしかしたらそれくらい暇なだけなのかもしれないけれど、これがまた何だか気持ちいい感じで、クセになってさえいるような感じがする。

何故かというと、勢いだけで行動することが多くなっている訳だから、それほど考え込まない。そして、“行動を起こす”というほどの行為だから、“今までの自分からは考えられなかった行動”なので、“新鮮な出来事が次から次へと突然やってくる”ということになるからだ。

今まで散々考えるクセがついてるからか、思いつきの行動なのに不思議と後悔することがない。「こんな楽しいことはないじゃないか!」という風になるのである。

仕事中に思いつきでこのコラムを書いているので、そろそろ仕事に戻ります。

Author: Shin Takeda
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