ブログを書くということ

July 16, 2009

世間をにぎわすとても魅力的なウェブサービスtwitter。ご多分にもれず私もどっぷりハマってしまい、その結果ブログの更新回数が減っています(はい、わかりやすい性格です...)。普通のブログとtwitterなどを代表とするマイクロブログの違いや使い分けについてはいろいろな方が語られているので私が言及までもないですが、今回は自分の中でブログ(コラム)を書くということがどういうことなのか、考えてみたいと思います。

そもそもウェブサイトに自分の書いた文章を掲載しようと思ったきっかけですが、こちらもご多分にもれず、日記を書くつもりで始めたんだと思います。あまりはっきりとは覚えていませんが...。そもそもウェブサイトを作り始めて、なんとなくブラウザ上で“Hello World”以上のことができるようになって「じゃあその次何やるの?」となったときに特にやりたいこともないもんだから単純に「じゃ日記でも書くか」なんて...。ま、ありがちな話です。でも、小学生や中学生のころだって日記を書いたことはあるし、書いたけど結局やっぱり続かなかったのに、この歳になってまた同じようなことをやって「今こうして続いているのは何で?」と聞かれたら答えに困ってしまいます。

でも答えは簡単です。そう、答えは「インターネットが好きだから」。なんかちょっと子供っぽくて恥ずかしいですね。あ、(笑)って付けておけば恥ずかしくないですか?でもそこが一番大事で、小学生や中学生のときにインターネットが今くらい身近にあったら、絶対続けてると思うのですよ。何が嫌いって、たぶん字を書くのが嫌いなんです。キーボードを打つのは好きだけど、ペンを持って字を書くのが嫌い。仕事の打ち合わせなんかで、パソコンを持って行くのは重たいし、会話中にカタカタキーボードを打つのも失礼だから、一応ノートとペンを持っていくんですよ。コレを(うぁ、4年以上前だ)。そんでもって、議事録的にメモをするのも面倒だから、話を聞いて、思いついたことだけをメモするようにしているのです。相手の言ったこととかどうでも良くて、アイデアだけメモる...みたいな。そのノート、同僚に見せると何書いてあるかわかんないって...。ま、自分でも思い出すキッカケくらいにしかならないんですけどね。それくらい字は下手だし、汚いし、書くの面倒だしの自分が、キーボードだと誰にでも読める文字がスラスラスラーっと(ここではカタカタカターだ)書けちゃうもんだから、書いてて気持ち良いのです。あ、読みやすい文章が書けているかどうかは別なのであしからず。

そうやって考えてると、小学生のころに今ほどのインターネット環境とパソコン環境があったら良かったのになー...って思います。だって、小学3年生のときに嫌いだった担任の先生は、実はいま考えると相当ひどい奴だったんじゃないか?とか思っても、全然その当時のこと覚えてないですもん。もしその当時、ちゃんと日記を書いていれば、いま振り返って「あ、割とまともな先生だったな...」とか思い返せるし、逆に感謝なんかしちゃったりなんかして、良い思い出がひとつ増えるかもしれないですから。

“思い出は思い出のままに”って、覚えてなかったらそれまでかもしれないけど、何年か経って思い返すキッカケくらいは欲しいものです。だからブログ(ないしは日記やコラム)を書くことはこれからも続けて行こうと思います。twitterは日々のどうでも良い断片を記録して、ブログはその時々に考えたいろんな物事をまとめる場所として。

こんなドーデモ良いことを読まされる読者のみなさまには恐縮ですが、たまには奇跡的に良いこと書くこともあると思いますので、暖かく見守ってやってください。もう夏だけど「暑苦しーよー」なんて言いませんので。積極的にこれからもどうぞよろしくお願いします。

Author: Shin Takeda
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