知り合いからウェブ制作の依頼を受けるときに気をつける3つの事

May 28, 2011

最近はあまりなくなりましたが仕事柄友人知人から「ウェブサイトつくってよ」と依頼されることがあります。時間に余裕のあるときは「自分に出来る範囲で良ければ」と快く引き受けるのですがその際に注意していることがあるので今日はそのことについて書いてみようと思います。

多くの場合その知り合いは気軽な気持ちでお願いをしていると思います。しかしそれを気軽に受けるとトラブルになってしまったり最悪の場合友人関係が壊れてしまうこともあるかもしれません。そのために私が気をつけていることを3つご紹介します。

1. 一旦断る

どうしてもやりたい場合は別ですが依頼されたら先ずは断ることにしています。相手にはちゃんと「上手く行かなかった場合、関係が壊れることもあるから」と伝えます。そうすることで相手にそのリスクをしっかり理解してもらうことが出来ます。

もしそのウェブサイトが商用であれば予算を聞きます。当たり前のことですが商用のウェブサイトを依頼されてタダで制作するのは止めましょう。その知り合いだけでなく関係者も巻き込んだトラブルに発展する可能性もあります。

2. フェーズを分ける

「ウェブサイトをつくって」とお願いをされるくらいですからその知り合いにはウェブ制作の知識があまりありません。ある程度はこちらから提案する必要があります。サイトの構造やページの構成、全体のデザインまで、その全てを提案する必要があると言っても過言ではありません。

上手く行くか行かないかはやってみなければわかりません。だから私の場合まずは判断材料になるところまでで一旦様子をみるようにしています。

具体的にはザックリとサイトの構成を手書きレベルで共有して「その方向で行こう」となったら簡単にデザイン案を出します。そのときの感触でそこから先に進めるのか止めるのかを決めることにします。事前に「一旦ラフデザインを作ってみるから イメージに合ってたら進めよう」と知り合いには言っておきます。ラフデザインを見せたときの相手の感触を見て「上手く行かないかも...」と思ったら作ったものを友人に渡して「ちょっと自分には難しいからこれを元にふさわしい人にお願いをした方が良いかも」と丁寧にお断りしましょう。

もし仕事として受ける場合は、着手金として最低限の金額を受け取っておき、大枠の構成とラフデザインを見てもらって判断してもらうと良いと思います。仕事であればそこまで自分が稼働した分はいただいて当然ですし、相手からしてみればそこで判断が出来るのでお互いにとってメリットがあると思います。

3. 丁寧な言葉遣い、文面を心がける

本格的に制作を進めることになった場合、いくら知り合いと言っても紳士に対応しましょう。仕事の際と同様、クライアントと接する気持ちで丁寧な言葉遣いと文面を心がけます。

相手は違和感を感じて「もっと普通にやろうよ」と言うかもしれません。しかし自分はこれを仕事にしているということと、相手も任せっきりではなくしっかり考えてもらいたいことをわかってもらう必要があります。この場合トラブルを未然に防ぐためにも、ある程度距離を置いて進めた方がお互いに緊張感を持って進められると思います。

何か言われたら「いつものクセでそうなっちゃうんだよね」と言っておけば良いのです。

以上3点自分が普段気をつけていることを書かせていただきました。

いったいオレは誰に向かってこれを書いているのだろうか...?

Author: Shin Takeda
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