バスキアのすべて
December 26, 2010
バスキアのすべてを観た。
私が初めてバスキアに出会ったのは20代後半のころだった。ひと目見て驚いた。ただ、何に驚いているのか、わからなかった。それはその後もずっと続いている。
しかし、この映画を見て少しだけわかったような気がした。もちろんわかったような気がしているだけだが、それでも更にバスキアが好きになったことは言うまでもない。
バスキアも、多くの天才同様、27才で亡くなっている。その歳を10年も越えてしまった自分は、まだ何も残していない。60才になったとき、一人前のブルースを奏でられるよう、より感覚を研ぎすまして生きようと固く心に誓った。
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