月に囚われた男

April 25, 2010

今月は何だか映画館に足を運び過ぎている感がありますが、恵比寿ガーデンシネマ月に囚われた男を観てきました。

ひと言で言うとこの映画は “痛い”。物理的な痛さではなくて精神的な痛さ。心が?頭が?痛いのです(ココ重要)。もし観られた方は、心が痛いのか、頭が痛いのか、考えてみると良いと思います。こんな気分になる映画は久しぶりです。もちろん前評判通り、単に映像作品として観ても、アイデアが溢れていて面白い。完全にダンカン・ジョーンズ監督がデヴィッド・ボウイの息子とか、そういうのはもう関係ないです。

映画を観終わった後「この映画に感じる痛さは何かに似ている...」と思ったのですが、思い出しました。ジャニス・ジョプリンの “生きながらブルースに葬られ” という曲。この曲のタイトルが、この映画に感じる痛みをストレートに表現しているように思います。

ネタバレ無しで且つこの映画をひと言で表現しました。オレすごい。

Author: Shin Takeda
info@modernica73.com
 

Powered by Google

©modernica73