ハンカチ落としたよ

November 19, 2009

わざわざコラムにするほどでもないことはだいたいtwitterでつぶやいている。twitterでつぶやくことが増えたからコラムの更新頻度が下がった、ということはないですが...。でもまぁ「つぶやき出したらブログの更新が減った」という話は良く聞く話でして...。

という訳で、発想を変えまして、今日は “twitterでつぶやけば良い程度のことをわざわざコラムにしてみる” という試みをしてみたいと思います。そもそもここまでで140文字以上あるので話の始まりとしては蛇足もいいところですが...。

tweet 自転車で通勤途中に小学生の集団が前から迫って来たので自転車を止めて通り過ぎるのを待っていたら目の前で男の子がハンカチを落としたもんだからそれを指差して自分でも聞き取れないくらいの小さな声で「落としたよ」と言ったらその子は無言でハンカチを拾って何事もなかったかのように行ってしまった

キッカリ140文字。さて、このときですが、自分でもビックリするくらいにいろんなタイミングが良かったので、この出来事の次の瞬間には「つぶやこう」と思っていました。このときの出来事をもう少し詳細に記載すると、フト自転車を止めてぼんやりした瞬間に男の子がハンカチを落としたのを目撃して(男の子は明らかに落としたことに気づいていない)、その男の子とたまたま偶然目が合って、その瞬間、無意識にハンカチを指差して「落としたよ」と言っていて(言葉を発していて)、無意識だからその子に聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声を発した自分にもビックリして、でも男の子はそれに気付いてサッとハンカチを拾って、お礼も言わずにそそくさと行ってしまったのです。

詳しく説明しても言いたいことは伝わらなかった...。何が言いたいかと言うと、このとき「この感覚は電車の中でお年寄りにスマートに席を譲ることが出来た、あのときの感覚に似ているのかもしれない」と思ったのです。でもその何倍も、あの瞬間、時間にしたらほんの3〜5秒程度の瞬間、異次元に行っていたような気さえします。たぶんこれは何かの予兆。自分が何かのトリガーを引いてしまったのかも?とさえ思いました。“世の中に起きている全てのことはつながっている” 簡単に言うと “風が吹けば桶屋が儲かる” ですが、あのとき自分とあの男の子の間には、確かに風が吹いたような気がするのです。不思議な出来事でした。

ふー。twitterでつぶやけば良いほどのことを、ここまでわざわざ読んでいただいて恐縮です。つぎからはtwitterでつぶやこうと思います。

Author: Shin Takeda
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