一味と七味

March 28, 2007

“食”に関するコラムを書くと、途端に検索エンジンからの流入が増える。だからと云う訳ではないが、今回は“食”に関するコラムを書いてみようと思う。もちろん私は“SEO対策”と云う言葉が大嫌いだ。

さて、一味と七味。若い頃には一味が好きで七味は嫌いだった。なぜなら七味には辛みが少ないからだ。若い頃と云うものは、刺激が欲しいものなのだ。でも最近は七味が好きになって来た。結論から言おう。一味の刺激はもうどうでも良いのだ。刺激なんて云うものは、社会の荒波にもまれていればいくらでもあるのだ。若い頃はその荒波を経験していないからこそ、それを一味に求めていたのだ。ちょっと言い過ぎだが...。別の言い方をすると、若い頃には七味の旨味、というか、香り、の良さがわからなかったのだと思う。だから、若い頃には七味が嫌いだったのだ。ここで冷静になって考えますと。子供が嫌いなものを思い浮かべると、ピーマンとか、ニンジンとか、それこそ七味とか。それらは全て香り、とか、風味、とか、モノに寄ってはエグミとか。それらが強いものが多い。それは子供が“理解出来ない”のでは無く、“理解し過ぎている”からこそ嫌いなのではないか?というのが私の考え。大人になると鈍感になり、そのエグミなんぞが、“旨味”に感じてしまっているのだ。だから人に対して「この旨さがわからないようじゃ、まだまだ子供だな」なんて言う大人が居たら、それこそ間違いである。「キミは鈍感になってるだけだよ。キミ。」って突っ込んでも良いのだ。ここで話を元に戻そう。だから、私が最近七味が好きになって来たのは、大人になっていると云うよりも、ただ単に鈍感になっているだけなのだ。でも、今までにいろんなことを経験し、いろんなモノを食べて来ているからこそ「七味が好き」と言えるのだ。世の中のお母さん諸君、子供が嫌いなものを無理矢理食べさせるのはよそうじゃないか。甘みを増す必要は無いが、エグミはとってあげようじゃないか。それが親心というものだ。親心と云うものは、エグミを経験した者にしか持てない心なのだから、それくらい広い心で、感受性の高い人間を育てるというのが、大人の責務と云うものではないかと、私は思う。サウイフモノニ ワタシハナリタイ

追記:
七味の中でも“麻の実”だけはいまだに好きになれない。食べている時にガリッとするのが嫌いなのだ。まだまだ子供のボクなのだ。

21日のその後

March 23, 2007

激しく話題についていっています。こういうことは、昔でいうアングラなことなんですかね?ちょっと考え方を変えればビジネスとして成立しそうな要素がちりばめられているような気が...。久しぶりに、いろんな意味で考えさせられた出来事でした。

最近のビツクリ

March 21, 2007

コレ、が、ネタでなく、且つ、ミクシユーザの、過半数を、占めていたら、激しく悪寒。

差分公開目前

March 16, 2007

最近は、電動ハブラシを使っている。今日、朝起きて、歯を磨こうと思って、ハミガキ粉をつけて、スイッチを入れたら、動かなかった。どうやら電池切れらしい。仕方が無いから、そのまま手動で磨いた。重たい本体。つのる疑問。迫る時間。そんな小さな事件があって、今日も遅刻で出社。昨日依頼が来ていた修正作業。今日対応。詳細を見たら、「新発売の電動ハブラシを追加してください」。「はいはい、わかりましたよ」てな具合で、新商品の売り文句を見たら、「充電式音波振動タイプ」。「充電式」...。俺にとって何よりも訴求するこのコピーは、それほど訴求しなくても良いらしい。

夜明けのハイボール

March 15, 2007

最近は深夜に帰宅する事が多い(もちろん日付は変わっている)。昔からそうなのだが、深夜に帰宅すると、一日何もしていないようで、非常にもったいない気分になる。一日を棒に振ってしまったかのように...。だから夜中だろうと明け方だろうと、とにかく何かをする。テレビを見たり、お酒を飲んだり。だから次の日起きれない。起きれないから遅刻をする。でも前日遅くまで仕事をしていたから周りの方々は気を遣ってくれる。ま、そこには甘えるのですが、最近ちょっとだけモチベーションが変わったような気がします。それは、一日仕事をしているということはそれだけ有意義に過ごしているということだから、家に帰って何かをする必要もないのではないか?という考え。今までは何かを取り戻そうと必死な感があったのですが、別に意味の無い時間を過ごしている訳ではなく、好きな事をやっている訳で...。それを、さも無駄な時間を過ごしたかのように思うのはいかがなものか?と、自分自身を問いつめているわけですよ。ホント、好きな事やってるって、わかってるんですけどね。それでも物足りない私はですね、“過ぎたるは及ばざるには及ばない”性格の私はですね、こう思う訳です。「会社に居ながらもっと遊べば良いじゃん」。これは開眼...なのか?最近、職場では空き時間にチマチマとやらなくても良いような仕事を趣味としてやっております。今日もプレゼン用とか言って、サンプルの携帯サイトをチマチマと作っておりました。見せたいなー。良い出来だモンなー。なんてモチベーションで仕事をしている訳ですから、そりゃあ楽しいでしょう。この勢いで、しばらく残業続きです。ま、これもまぁ時期的なものだと思いますが...。もうちょっとしたら早く帰りたくて仕方がなくなる訳ですよ。そんなことの繰り返し人生ですよ。

2007/03/07: ヘアバンド多用癖

待ち時間を活用して溜まっている仕事をやっつけよう!...なんてモチベーションにはならず、一回家に帰ってシャワー浴びてから来ようとか、鏡の前で「髪の毛延びたな〜」なんて考えたりとか、タバコを吸いすぎてちょっと気持ち悪くなったりとか、しています。今日3本目のコラム。先日鏡の前で、ふと思ったこと。今日2度目のふと思ったことシリーズ。前出のように髪の毛が延びたので、耳に掛けて鏡を眺めていたら。「あれ?誰かに似てる」と思った。母だった。今日は母の誕生日。...だと思う。おめでとう。いくつになってもあなたは私の母。そりゃあ似てもおかしくないよな。

2007/03/07: メール転送設定

メール携帯転送の件につきまして、私見を述べさせていただきます。私はそもそも、仕事のメール/私用メールほぼ全てのメールが携帯に転送されるようになっております。ここに公表いたします。重たい添付ファイルの付いたメールは携帯からははじかれるのであしからず。それを「仕事に追われている気がするから止めた方が良い」とご忠告いただくことがある。私の考えでは、追われるものはどこにいたって、いつか追いつかれるのだ。走っていて、後ろから追いかけてくるのがわかっていて追いつかれるのと、後ろから追いかけてくるのがわからなくて追いつかれるのとでは、明らかに後ろから追いかけてくるのがわからなくて追いつかれることの方が驚く。私はそれが嫌なのだ。だから携帯も転送するのだ。何事にも、心の準備ってやつが重要で、後ろから追いかけてくるのがわからなくて追いつかれたときの驚きというものは、後ろから追いかけてくるのがわからずに走っているときの気持ち良さが吹き飛ぶほどの驚きなのだ。「じゃあ追いつかれないくらい早く走れば良いじゃないか!」という君。これは例えというものだよ。そもそも私は走ることが嫌いなのだ。

昔よくあった思考回路

March 07, 2007

先日のコラムの時もそうでしたが、ディレクターの仕事の中には“待つ”という仕事もあります。「あと1時間で出来ますからもう少し待ってください」というプロダクションさんからの電話に対して『ふむ、ふむ、あと2時間くらいはかかるのだな』なんて考えて、食事に行ったり、他の案件の電話をしたり、その電話でくだらない話をしたり、ラジオを聞いたり。そして、そのどれもが、しかも書いた順番で終わったのでコラムを更新しようと思います。

さて、今日は先日の社内での会話から。「実はそんなにインターネット好きじゃないんだよねー」という同僚。そして「私もそんなに“好き”ってわけじゃないです」という同僚。それに対して「オレは大好き」と言うオレ。そこで終わると話が終わってしまうので、ちょっとふざけて「インターネットの中に住みたいなー」なんて、付け加えてみたり。結局なんか笑い話になってその話は終わってしまったのですが、ここからはその時ふと思ったことの話。

でも本当にインターネットの中に住めるとしたら(Second Lifeなどではない)世界中どこでも行けて、セキュリティがよっぽど強固じゃないところなんかも入れちゃったりして、場合によっちゃあ地球を俯瞰できたり火星に行けたり(写真だけど)。でももう少ししたら宇宙にインターネットなんて時代だから、本当に宇宙にも行けちゃったりなんかして。でもそれはもう少し未来の話だと思うから、今は回線と画面の中をうろちょろするだけだったりするわけで。待てよ、画面の中ってことは2次元の世界ってことだな。ということは、さっき書いた、火星に行けるってところは、2次元の世界に居るわけだから、火星に居るのか、火星の写真の上にいるのかわからないよな?そもそも“上”という概念はなくて、火星の“中”に居るってことになるんだけど。ということは、写真かどうかもわからないってことになりそうだな。だって、2次元だから足下の感覚ってのも無くて、ざらざらしてるとか、そういうのはないよな?よくわかんなくなっちゃった。そもそもオレは何の話をしようと思ってたんだっけ?ま、いっか。あっ、もうそろそろ2時間が経過するぞ。

Lipopolysaccharide(リポ多糖)

March 01, 2007

転職して丸っと1年半。悩んで過ごした1年間。有意義に過ごした半年間。ここ半年間で成し遂げた仕事は1年分以上の内容です。今日も誰もが知っているメーカーの誰もが知っているブランドの商品サイトを立ち上げるべく、いろいろな敵と戦っております。乞うご期待。...ってここでは発表しないか...。でもちょっと前時代的なサイトかな。それはそれで好きな感じだから。プロデューサーなのか、ディレクターなのか、よくわからない感じで仕事してます。でも良いんです。はい。“いろんな人に見てもらえるものを作る”ってことが重要です。あー...。昔、「自分の表現物には責任を持つ」とか、「誤解受けることも含めて自分の表現物」とか、考えてました。今は“表現物”じゃなくて“成果物”だけど...。どっちでも良いや。成し遂げることが重要です。それが少しでも多くの人の目に触れて、「?」な感じじゃなくて「!」な感じになって、そして願わくば喜んでもらえるようなものが作れれば...。最終目標はもちろん、自分の知らない人に「サイト見たけど良いサイトだね」って言われるようになること。表現物とか成果物とか、内容はちょっと違ったりするけど、ずーっとそんな目標を持って10年以上やっているんだなー。なんて、思ってたのですが、いま「データをチェックしてください」メールが来たので業務に戻ります。ただいま25:30。まだまだ今日は終わらない...。

Author: Shin Takeda
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