「東大なんて」「東大受かってから言えよ」的な話

October 16, 2014

よく聞かれる話だけど自分なりに整理したかったのでここでひとつ。

東大なんて、と本気で思っている人は東大では得られない何かを求めているということも考えられると思う。自分のやりたいことを成し遂げるためには東大に行っている時間はないしもちろんそのために勉強する時間も惜しい。それよりも、何を差し置いても自分の目指すことに時間を割きたい、と思っているかもしれない。「東大なんて」という言葉はそんな人が東大行きを鬱陶しいくらい勧められて発言した言葉かもしれない。であるならば「東大受かってから言えよ」という問いに対して「そんな時間ないんだよ」ということになる。

広告業界にいると「広告賞のひとつやふたつ獲らないとダメ」と言われることがある。わかる、わかる、非常に良くわかる。広告賞をもらうことによって自分だけでなく広告クライアントも商品やサービスも注目される。それこそ広告効果が絶大になるときもある。でもダメなんだよ。自分はそういうのに向いてないと思うの。

元々派手好きでもないし派手に何かをやるのも苦手。有言実行よりも不言実行タイプだし自分からガツガツ前に出るタイプでもない。にも関わらず承認欲求は強いので自分でも面倒な性格だと思う。だから広告賞のひとつやふたつ獲りたい気持ちはもちろんあるけれど向いてないんだよね。それは自分でもわかってる。前に出るのが好きではない人間ががんばって前に出たところで前に出るのが好きな人間にはかなわない。地味にコツコツやるのが向いている。

ウサギとカメの話じゃないけど地味にコツコツやって何かを成し遂げたいと思う。広告なのかウェブなのかそれ以外なのか何もわからないけど。さっき承認欲求が強いって話をしたけど目立ちたいとか成功したいとかは実はどうでも良くて自分と自分の周りの人が幸せになればそれで良いんじゃないかなと思う。あわよくばその周りの人たちも少し幸せに出来てあとその先はその中の誰かが担当してくれれば。

ということでこれからも地味にコツコツとやっていきたいと思う所存でございます。みんなも知ってると思うけど俺大学には行っていないのでツッコミは「大学行ってから言えよ」で。皆様のご意見心よりお待ち申し上げます。

Author: Shin Takeda
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