グラン・トリノ

March 14, 2010

やぁ、このコラムをいつも読んでくれているみんななら、今回のコラムの内容は予想してたよね。そう、今日はグラン・トリノを観た感想だよ。

あ、久々にこんな書き出しで始まりたかっただけなので、他意はありません。あしからず。

さて、観終わったあと、この映画もまた感想を書くのが難しいなぁ...なんて思っちゃいました。「じゃあ書かなくても良いよ」なんて冷たいことは言わないでください。だから簡潔に書きます。というか、実はここまで、文字数稼ぎなんです。コラムが短か過ぎるのも、アレなんで...。

言いたいことを書くと、完全にネタバレなので、ホントに簡潔に書きます。

この映画は、クリント・イーストウッドの考える、ケジメの付け方を描いている映画だと思います。それは、ストーリーの中だけでなく、自らの役者人生に対するケジメでもあるのでしょう。そういった意味で、潔くもあり、悲しくもあり、ある意味嬉しくもある、そんな作品でした。それにしても...それにしても...。

続きは映画を観た人と。映画を観た人は、会ったら声かけてください。

今まで数々の名監督の作品を観て「この監督はこういうスタイルなんだ」とか「こういうことを伝えたかったんだ」ということを思うことはありました。しかしそれは、現役を退いた、もしくはお亡くなりになられた監督たちの作品に対してでしたが、イーストウッドは健在です。そして、イーストウッドの “スタイル” “主張” がだんだんわかって来た今、いよいよインビクタスが楽しみになってきました。

わかって良かった “マッチョイズム”。ではまた来週。

Author: Shin Takeda
info@modernica73.com
 

Powered by Google

©modernica73