August 8, 2009

ずーっと行きたいと思ってたけど躊躇してた映画、ヱヴァンゲリヲン新劇場版を観て来た。躊躇っていた理由は簡単で、続きもので、しかも(ちょっとした告白みたいだけど)とても好きな作品であるエヴァンゲリオンを、途中まで観て放っておかれるのがたぶん苦痛だろうと思って少なくとも3作目くらいまでは我慢しようと思っていた。でも明らかに良い作品だという評判が多く、居ても経っても居られず“”のDVDを借りて観た後、劇場に足を運んだ。

評判としてよく聞くのは「これは劇場で観なきゃいけない!」というもの。「アニメだよ?アニメ」と、アニメ映画を劇場で観るなんて、小学生のとき以来したことがない自分としては、いささか不本意だった。けどやっぱ違った。「この作品を手元に置くなら絶対にDVDよりBlu-ray」という意見もよく聞くが、それも納得。映像の緻密さ、綺麗さに加え、音の圧倒感など、映画館で体感したい作品だった。

新劇場版はかなりストーリーに手を加えられていると聞いてはいたが、“序”のときは、そんなには気にならなかったし、許容範囲内で且つ良い方向だと思った。が、劇場で観た“破”は、許容範囲外で且つ格段に良い方向に手が加えられていた。「こんなことってあるんだ!」と心の中で本当に驚いた。これはヤバい。

劇中、泣き出しそうなポイントが何度も訪れる。いや、テレビシリーズのときは、同じようなストーリーなのにそんなことなかったぞ。と、我を疑うが泣けるシーンは次々と押し寄せる。しかも、この作品は4部作中の第2部なのだ。この先どうなってしまうのだろう?非常に心配するとともに期待が高まりすぎることも心配である。

エンディングは前作同様宇多田ヒカルの主題歌が流れてくるのだが、これまたやられた。何?これ?このロックなサウンド。近年まれに見る(まれに聴く)ロックなギターサウンド。フレーズも、音色も。カッコ良すぎる。世界に発信する映画として、主題歌に宇多田ヒカルを起用したのは大正解だと思った。今までに日本映画にポップ歌手?を起用してハマった映画なんてほとんどないと思うけど、これは非常にアリだと思った。胸を張って世界中の人に観てもらいたいと思った。

何もかも素晴らしいじゃないか!ヱヴァンゲリヲン新劇場版。多くの人に観てもらいたいと思うけど、もしテレビシリーズを観ていない人であれば、第3部、第4部が上映されるまでにはまだ時間があるので、先ずはテレビシリーズから入って欲しいと思う。

なんだか今日は普通に映画の感想になってしまった。ま、たまには良いか。あ、そういえば、NTTドコモの携帯を充電すると、充電が完了したときに「バッテリーの充電が完了しました」という音声が流れる。この音声を林原めぐみさん版にした携帯があったら、是非買いたいと思うんだけどなー。という程度にエヴァ好きだと云うことを宣言して今回のコラムを終わりたいと思います。

Author: Shin Takeda
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