まだ日本では

September 12, 2008

丸2日間。ボクの頭から離れない疑問と寂しさ。なんだろう。この感じ。20代後半に1度だけ感じたこの虚無感。そのときは、幼なじみのカレがボクの心の中に隠れた。今回は、真実なのか、真実でないのか、わからないから、ここに記すのを躊躇ったが、真実であろうと、真実でなかろうと、今のボクの気持ちは本物だと思うので、あえて記すことにした。カノジョのことをボクは詳しく知らない。もちろん面識も無い。でも年齢は同じ。広い意味では、いま活動しているフィールドは同じ。でもこの先、出会うことはなかったと思う。でも、心のどこかで出会いたかったのかもしれない。カノジョの作品はなんとなく知っているくらい。自分の好きなことを仕事にして、本当のところどうかは知らないけど、楽しんでいて、それでいて少し気張っていた感じがする。なぜかそこにとても共感出来た。それも今になって気がついた。バッシングされることもあった。でもそれは、バッシングされる場所で、活躍している証拠だった。事実と言われていることが、嘘であって欲しい。もし嘘であれば、ボクは必死になってカノジョに追いつこうとするだろう。追いつけなくても。嘘でないのであれば、今までと変わらないことになる。でも気がついてしまった今、少しだけボクは変わると思う。もう少しどん欲に。バッシングされる場所で、活躍したいと思う。でも、嘘であって欲しい。

双方向理論

September 02, 2008

人は皆、インタラクティブ広告が好きである。そして、インタラクティブ広告に期待をしている。期待をしているから、興味を持つ。興味を持つから、リテラシーもあがる。リテラシーがあがるから、好き嫌いを感じるようになる。好き嫌いを感じるようになるから、おのずと好みも分かれてくる。故に、好きなものだけが残る。そこに残るような広告を、ウェブサイトを、私は作ろうとしている。

しかし、インタラクティブの基本は挨拶である。「おはよう」といわれて「おはよう」と返す。「ありがとう」といわれて「どういたしまして」と返す。対面でない挨拶もある。「いただきます」「ごちそうさま」だ。もちろん、人にごちそうになるときにはその人に対しても「いただきます」という。しかし、それだけではなく、その食事を作ってくれた人、果てはその食事の原材料に対しても「いただきます」「ごちそうさま」という。感謝の気持ちだ。人として当たり前である。

皆がインタラクティブ広告を好きな理由は、人として当たり前の行動と同じだからなのだ。という説を唱えてみる、今日のコラムでした。

過去を振り返って前を向く

September 01, 2008

真面目に音楽に取り組んだ期間10年。その中で一番長く続けていたバンドには、7年ほど在籍していた。同じ場所にいるわけではないが、今の仕事を始めて7年目。ほぼ並んだ。7年間在籍していたバンドで、本当の意味で音楽が楽しめるようになったのは、最後の2年間くらいかもしれない。もちろんずーっと楽しかったし、ずーっと苦しくもあった。このコラムでは何度も書いているが、今の仕事も全く一緒。楽しいこともあり、苦しいこともある。そして、本当の意味で楽しめるようになったのも、ここ2年くらい。音楽は、楽しめるようになって、そこから数年して距離を置いた。というか離れた。同じ道を辿るとすると、あと3年ほどで、何かが起こる計算になる。でも今は違う。たぶん。昔がどうだったかは、もう忘れたけれど、伝えたいのは、自分が楽しんでいたり、苦しんでいたりすることじゃない。“伝える相手が、楽しんでくれる何か”を伝えたい。もちろん時には考えさせるようなことだとしても。楽しんでもらうためには、先ず自分が楽しむことが大切だと思う。今はやっと、その準備ができただけ。ボクらが出逢って何千日が過ぎた。だからこれから。

Author: Shin Takeda
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