ちょっと恥ずかしい話

April 25, 2007

“ご自身のアソシエイトリンクを介しての自己注文は、紹介料の対象となりません。”って、最近まで知らなかった...。アマゾンのヤロー!(タイトルに期待して訪れたmixiもしくはRSSリーダーユーザのみなさん、つまらないことでごめんなさい)

2007/04/08: 何事もバランスが大事なもんで

さっき書いたコラムでちょっと気合い入りすぎちゃったのでバランスとろうかと...。これも或る意味秀逸なマッシュアップ。もうちょっと丁寧に作ってくれるともっとグッとくるんだと思うのですが...。

100%を目指して

April 08, 2007

お金をもらってウェブサイトを作っているものとしては、非常に失礼な話ととらえられ兼ねないコラムになりますが。向上心を持って仕事をやっていることを前提に、お読みいただければこれ幸いです。このコラムをクライアントさんが読むことはないと思いますが、もしそんな偶然があったとして、お気を悪くされないことを切に願います。そして、それよりも、これを読んだお付き合いのあるデザイナーさん、プロダクションさん、関係者の方々がお気を悪くされないことを切に願います。これは私個人の問題ですから。私の力不足が原因ですから。

今まで作ったサイトの中で、100%自分が満足できるものがない。もちろん、その時点の自分にとっては100%というものを作っている。でも結果的に、自分で客観的に判断すると、60%くらい。良くて70%くらいだ。70%として、あとの30%はなんだろう? いつも、本当にいつも、サイトをローンチした時に思う。でもその30%がわからないから手の施し様が、ない。あと30%が何かわかっていて、それでいて手を打たないのであれば、自分の怠惰だと思う。でも今の自分にはそれがわからない。もちろん、スケジュールとか、予算とか、そんな制約があることは十分承知。そんな制約は大前提だから、ここでは関係ないものとする。でもなんとなく、“あとの30%は自分でなんとか出来るはずのこと”だと思っている。もしかすると思い違いかもしれないが、なんとか自分で出来そうな気が、している。

話は変わって約6年くらい前にも同じような感覚を味わった。それは自分がプロデュースをしてデモCDを作ったときのこと。完成したときは、完璧だった。自分でも、驚いた。でも、冷静になって客観的に聞くと、この時もあと30%足りない気がした。少しだけ今と違うのは、“あと30%を埋める何か”が、なんとなくわかっていたこと。それが唯一の違い。なんとなくわかっていたけれども、そのときの自分は、わかっているということで、或る意味満足してしまっていた。そこからもう一歩踏み出すほどの気力がなかったのかもしれない。なぜならそのときはもうキャリア10年くらいだったから。10年なんて大したことはないが、自分の志向が変わりはじめていたころだったから、それ以上踏み込めなかったのだと思う。

先日も書いたが、ウェブ制作の仕事を始めて5年ほど。先のキャリアの約半分。でも半分の時間でここまでたどり着けたのは奇跡のようだ。だから、ここからもう一歩踏み出すことが出来るかもしれない。少なくとも、今の自分はもう一歩踏み出そうとしている。折角の経験を無駄にしたくはない。ここまで書いて気がついた。書いて始めて気がつくというのはこういうことなのだ。よかった。気がついた。忘れないうちに、ここに書いておく。

昔思った “あと30%を埋めるな何か” と
今思う “あと30%を埋めるな何か” は、一緒なのだ。

そして、それは何かというと『アイデア』なのだ。

アイデアがあと30%を埋める。自分が詰め込んでいなかったのは、アイデア。もっと自分の考える以上にアイデアを埋め込む。コレデモカっていうくらいにアイデアを埋め込む。その上で、不要なものを削ぎ落として行く作業が必要なのだ。目から鱗。ありがとうこのコラム。今日から私は、あと30%を埋めるべく、アイデアをガンバロウと思います。そして100%を目指します。

デジタル放送について気がついたこと

April 04, 2007

デジタル放送になると、視聴率の計測方法が変わる?そしてCMの視聴率も出る?CMインプレッション数なんてのも出る?もちろん最後まで見られた数とかも計測できる?それでさらにユーザがアクションした数なんかもわかる?ふとそんな疑問が...。そしたらかなりマス広告業界は変わるだろうね。詳しく解説されてそうなサイトがいくつかあったので自分メモ。かなり昔の情報もうひとつ情報

非分業化的考察

April 02, 2007

今まで年度が変わったことを特に意識することはなかったのですが、やはり大きな会社にとっては意味のあることのようで、最近読んでいるブログでも新年度にあたって気持ちを一新して...的な内容がいくつかありました。そういう記事を読んで、とたんに影響を受けたかどうかは定かではないですが、年度始めにあたり、コラムの方向性を少し絞ろうかと...。今年度からは特に仕事に関する個人の考察的なことをもっとたくさん書いていこうかと思い、ネタ切れになるまでは思うところをつらつらと述べていきたいと思います。さてその第一弾。普段、人に話していることとか、確実に自分の意見なのに言っただけで終わってしまっているので、そんなことのひとつを先ず書き留めてみたいと思います。こんなようなことはたぶん忘れているだけで山ほどあると思うので、しばらくはネタ切れになることはないでしょう。

私はウェブ制作の仕事を始めて5年くらい。いまはマス広告に近いところで仕事をしていますが、そこで思ったこと。広告と言っても、テレビ、ラジオ、新聞・雑誌などに代表されるグラフィック広告、そしてインターネットの中には自社サイトやキャンペーンサイト、そしてそれらを紹介するリスティング広告などなど、さまざまです。かなり大枠な話から入ってしまいましたが、本題は、それぞれの媒体ごとの仕事の進め方についてです。そもそも全てを経験しているわけではないので、ここではウェブサイトを制作する仕事と、それ以外のマス広告の仕事の進め方の違いで思うこと。もちろん大前提として歴史の違いがあります。そこから派生して現状があるわけですが、インターネットというものは、まだまだ発展途上のメディアですが、多くの人が模索してここまで来ました。その模索過程が仕事になっていたりもするので、ウェブに関わる仕事をしている人は、なんでも「とりあえずやってみよう」とか「自分がやるんだ」というモチベーションが非常に高いんだと思います。そんな人ばかりだからこそ、ここまで早く発展したのだと思うのです。だからその反面、人に任せることが不得手な人が多い気がします。何でも自分でやってしまうクセがついているというか...。それはそれで良いことなのですが、自分がやらなくても良い仕事をひとりで抱え込んでしまったり、自分にはできない仕事を、なんとか自分でこなそうと思って大変なことになってしまったり。それに対して、歴史のあるマス広告の人たちは違います。完全に職種が分かれていて、ココからココまではあの人の仕事、というのがハッキリしている。場合によってはココからココまではこのチームの仕事、なんてこともありますが、確実に職種は分かれています。だから人に頼むのもうまい。頼むのがうまいと言っても良い意味でうまい場合と、悪い意味でうまい場合があるので、あしからず。そして、マス広告の人たちは、私たちウェブ関連の人たちをひとくくりにして、“インターネットの人たち”的な見方で、あることないこと頼んできたりもします。時には(かなりの頻度ですが...)むちゃくちゃな要求をしてくることもあります。そんな要求に対して、人の良いウェブ業界の人たちは“なんとか自分でやろう”と思う。だからこの仕事が過酷になるのではないかと思います。今はマス広告業界の人たちの話でしたが、これは対クライアントにしても同じことだと思います。そもそも、大変さがわかっていないからこそ、簡単にむちゃくちゃなことを言えるわけで。だからウェブ業界の職種ももっとしっかりと分業した方が良いのではないかと思います。ディレクターがプロデューサー的な仕事をしないとか、ディレクターがデザインをしないとか...。そして関わる人数をもっと増やして、その分しっかりと予算を取ってもらった方が良いような気がします。鶏と卵の話のようですが、“予算が増えれば人も使える”という考えではなく、“人が必要だから予算が増える”という考えのもと、仕事をしたいものです。もちろんその分良い仕事を。でも、そんなこと言わないでもそのうちしっかりと分業されていくと思いますけどね。でもここで言いたかったことは、インターネットというメディアは、個人の力が集まって発展してきたメディアであるということ。そこは他のメディアと明らかに違う点だということ。そこを踏まえた上で、みんながハッピーになれる環境を作るべきだと、インターネットの隅っこで、思う次第であります。

今日は年度始めということで気合いを入れて書いてみましたが空回り気味。もっと簡潔に。もっとわかりやすく書くことを今年度の目標として、締めさせていただこうと思います。ご精読ありがとうございました。

Author: Shin Takeda
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